こころみ学園は栃木県足利市に位置し、1958年に当時中学校の特殊学級の担任であった初代園長とその生徒たちが田島町にブドウ畑を開墾し造りあげたものです。
この地は勾配38度という急な斜面で陽当たりや水はけが良くぶどうの生育には適していたものの機械が使えず、その作業は全て人の技により成し遂げられたものでした。
そして、1980年に知的障害を持つ人たちの自立を目指した「ココ・ファーム・ワイナリー」へと発展を遂げていきました。
その後、品質の良いワインは広く認知され、2000年の九州・沖縄サミットの晩餐会、さらには2008年の北海道洞爺湖サミットの夕食会などに採用され国際的にも高い評価を受けています。
毎年11月の第3土,日に開催される収穫祭は2日間で2万人近くの人が訪れる盛況ぶりで「晩秋の週末、葡萄畑でみんなでワインを楽しむ!」がキャッチフレーズになっています。
また、ワイナリーのレストランではぶどう畑を眺めながらテラス席でワイングラスを傾けつつお洒落なランチが楽しめます。
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